清宮 幸太郎
高校通算111本塁打の新記録を引っ提げ高校生としては95年の福留孝介に並ぶ7球団競合の末入団したスター候補生。高卒1年目からいきなり一軍で53試合出場、7本塁打を放つなど大器の片鱗を遺憾無く感じさせた。
一方2年目以降は有鉤骨の骨折もあり思う様に結果を残せず、昨年はプロ入り後初の一軍出場無しに終わってしまった。
しかし今季はBIGBOSSの指令の下、9キロの減量に成功し、オープン戦こそ全く結果が出なかったもののリーグ6位の4本塁打(5/5現在)を記録。打率は.196と相変わらずなもののゾーン管理能力の向上により出塁率は.308と率の割に高い水準を保てている。
後はバットにボールを当てるだけ。
あれこれ
パワーA…流石にプロ通算21本塁打で査定Aは如何なものかとも思いましたが本塁打を見る限りパワーは十分。札ド本拠地も考慮しての最大限の評価。
対ストレート〇…大体の選手はストレートに強いのでそこまで乱用はしない方がいいのですが、見た目の能力以上に強くしたい時などに使うといいかも?
選球眼…ボールゾーンのスイング率を表すO-Swing%は21.4%と同チームの近藤健介並。三振こそ多いものの、BB%は13.8%とリーグでも上位と言っていい水準。まだ50打席にも満たないデータの為ここで直ぐに結論は出せないものの打席内容に改善傾向は見られると言えるのでは。このままアダム・ダン路線を貫く姿も見たい気がする。